住宅購入の流れ
住宅購入の流れは、概ねこのようになります。
(住宅ローンを利用する場合)
以下、順番に概略をご説明させて頂きます。
(住宅ローンを利用する場合)
- 購入条件の整理
- 物件を探す
- 物件の見学
- 購入したい物件を決める
- 購入申込書の提出
- 売主様(住宅会社様等)との交渉
- 重要事項説明
- 売買契約
- 登記手続きの打合せ
- 住宅ローンの正式申込みとその契約
- 残金決済と登記申請手続き
- お引渡し
以下、順番に概略をご説明させて頂きます。
1.購入条件の整理
- お客様ご自身や家族が求めている物件内容を検討し、整理をしてみることが大切だと思います。
- 現在のライフスタイルだけではなく、将来のライフスタイルを考慮することも大切だと思います。
- 予算を検討しましょう。
住宅ローンを利用する場合は、無理のない返済計画を立てることが大切です。
一般的に長い期間をかけて返済するので、10年後、20年後を予測してみることが大切だと思います。 - 物件の購入には、物件代金の他に、いろいろな諸経費が必要となります。
諸経費は一般的に、物件価格の5%~10% 程度となります。
2.物件を探す
- 気になる物件をピックアップし、多数の物件の見学をされることをお勧めします。
多数の物件の見学をすることで、どの物件が自分に合う物件か、
また、今後探していくべき物件はどのような物件かを知ることができると思います。
3.物件の見学
- 当たり前かもしれませんが、実際に暮らす場合を想定して見学されることが大切だと思います。
(例えば、雨の日の洗濯物はここに干す等) - 日当たりや風通しはもちろん、物件の資料等ではわかりづらい近隣関係等も確認します。
隣家との距離、ブロック土留め等がある場合は、境界や誰が所有するものか、外側も十分確認しましょう。
- ご近所に住まわれている方に、周辺環境等について伺ってみるも大切です。
- 購入したい物件が見つかった場合は、最初に見学した条件とは違う条件の日に見学してみましょう。
(例えば、晴れの日に見学した場合は、雨の日に見学してみる。時間帯を変えて見学してみる等)
※物件の見学をしている段階で、住宅ローンの事前審査を受けておくことをお勧めします。
住宅ローンの事前審査は、正式な住宅ローンの審査ではございません。仮審査といったところです。
(住宅ローンをどれくらい利用することができるか等を知ることが目的であったりします。)
4.購入したい物件を決める
- 購入したい物件について、改めて資金計画をしてみましょう。
必要となる資金(物件価格+諸経費)に応じた返済計画を確認します。
- 購入希望物件について、売買契約の条件(価格、引き渡し時期、代金の支払い方法その他)を整理し、確認します。
- 問題がなければ、整理し、確認した内容に基づいて購入申込書を作成します。
5.購入申込書の提出
- 購入申込書を提出します。 (購入の意思を明らかにして頂きます。)
- 住宅ローンの事前審査の申込みをしましょう。
(以前申込をした、住宅ローンの事前審査の内容等(借入希望額、購入予定物件等)に変更がある場合)
※一般的な住宅ローンの審査等の流れは下記の通りです。本審査申込は一般的に売買契約後になります。
事前審査申込→事前審査(承認等)→本審査申込→本審査(承認等)→住宅ローン契約→融資実行
6.売主様(住宅会社様等)との交渉
- リライ不動産(仲介者)は、購入申込書の内容に基づいて、売主様(住宅会社様等)と売買契約条件について交渉をします。
売買契約条件が整うと、お客様(購入希望者様)には、売買契約の前に購入申込物件の重要事項説明を受けて頂きます。
7.重要事項説明
- 宅地建物取引業法に基づき、宅地建物取引士より、
購入申込物件について重要事項の説明を行います。
- 重要事項の説明内容には、下記の事項等がございます 。
・登記事項等(土地の所在や面積、建物の所在・構造・床面積等)
・法令上の制限(建物を建てる場合の制限の概要等)
・売買契約の解除に関する事項(売買契約違反により、契約が解除された場合の措置等)
・ その他
- ポイント
重要事項説明は、専門用語が多く出てきます。
わからないことは、積極的に質問をし、十分理解することが大切です。
8.売買契約
- 売買契約書には、下記の事項等が記載されています。
・ 売買価格や引き渡しの時期、当事者間で合意した売買の条件
・ 売買契約の解除に関する事項(売買契約違反により、契約が解除された場合の措置等)
・ その他 - 一般的に、売買契約を締結したときに、お客様(買主様)から売主様(住宅会社等)に対して手付金を交付(お支払い)して頂きます。(手付金の相場は、10万円~100万円位です。)
残りの売買代金については、一般的に物件のお引渡しを受けるときにお支払いして頂きます。 - 売買契約内容を十分確認し納得した後、売買契約書に売主様・お客様(買主様)が署名・押印します。
9.登記手続きの打合せ
- 概ね、売買契約の前後に、登記申請手続きについて、打合せをさせて頂きます。
一般的に申請が必要となる登記は4つあります。
これらの登記申請手続きは一般的に専門家(土地家屋調査士、司法書士)に委任して行います。
(登記申請のタイミングは、もう少し先の段階になります。)
土地家屋調査士及び司法書士に登記申請手続き費用の見積もりを依頼して頂きたいと思います。
4つの登記を簡単に記します。
1.
建物表題登記 (土地家屋調査士が担当)
新しく不動産(建物)が誕生した際にするもので、
建物の物理的状況等を登記するものです。
2.
建物所有権保存登記 (司法書士が担当)
建物の所有権登記名義人をお客様(買主様)にする登記です。
3.
土地所有権移転登記 (司法書士が担当)
土地の所有権登記名義人をお客様(買主様)にする登記です。
4.
抵当権設定登記 (司法書士が担当)
一般的に、住宅ローンを利用する場合に設定されます。
金融機関が住宅ローンの返済が滞った場合に備えて設定するものです。
10.住宅ローンの正式申込みとその契約
- 住宅ローンの本審査申込(正式な申し込み)には、一般的に売買契約書(写)を添付する必要があります。
- 火災保険について検討が必要となります。
物件のお引渡しを受けると、一般的に、その時から、物件の管理責任は、お客様(買主様)になります。
(多くの金融機関で火災保険のお申込み手続きをすることができます。) - 住宅ローンの本審査申込に対して、金融機関から承認が得られたら、金融機関と住宅ローンの契約を締結します。
- 住宅ローンの本審査申込に対して、金融機関から承認が得られた後、建物表題登記を申請して頂きます。
一般的に専門家である土地家屋調査士に委任して行います。
11.残金決済と登記申請手続き
- 残金決済と登記申請手続き及び物件の引き渡しは通常、同日に行われます。
※登記申請手続は
一般的に以下の3つの登記、建物所有権保存登記・土地所有権移転登記・抵当権設定登記です。 - 住宅ローンを利用している場合の残金決済の場所は、
通常、住宅ローン利用先の金融機関となり、
一般的に売主様、お客様(買主様)、司法書士、リライ不動産(仲介者)が立ち会います。 - 司法書士が登記申請手続きに必要な書類が揃っていることを確認します。
問題がなければお客様(買主様)より売主様に売買代金(残代金)をお支払いして頂き、登記の申請となります。 - 登記申請から概ね2週間前後で登記が完了し、登記識別情報(昔で言う権利証)が法務局からお客様に発行されます。
12.お引渡し
- 金融機関で残金決済及び登記手続きを終えた後、
一般的に、購入された物件に場所を移して引渡しが行われます。
住宅設備の使用方法やお手入れの仕方等について説明を受け、鍵を受領します。お引越しはこの日以降となります。 - 物件のアフターフォローのご説明及び、一般的に今後手続きされる確定申告、
不動産取得税、固定資産税等に関する手続き等の概要をお伝えさせて頂きます。
以上、住宅購入の流れを一通りご説明させて頂きました。
最後まで、お読み下さり有難う御座いました。
ご不明なこと等、御座いましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
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ご不明なこと等、御座いましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。